吉増剛造さんについて

吉増剛造さんについての個人的な記録

吉増剛造さんについて④

 

 

わたしが読み漁った吉増剛造さん関連の書物に「我が詩的自伝 素手で焔をつかみとれ!」がある。

最初に手に取ったのは5年前だが、それから幾度となく開いている。

開いた場所どこからでも読めるし、吉増剛造さんの話し言葉そのままで書かれている文面が多く、馴染みやすく、吉増剛造さんの代表的な詩が数篇掲載されているので、非常に満足感のある一冊だ。

 

わたしが当時通っていた石狩市民図書館は吉増剛造さんの詩にも登場するし、何より石狩埠頭で幾度も行われた修行のような創作時間は吉増剛造さんと石狩を深く結んだ。

そのおかげで石狩市民図書館には吉増剛造さん関連の書物が沢山蔵書されている。

 

 

わたしは北海道でも数本の指に入る豪雪地帯に生まれ、9歳まで過ごした。父が不慮の事故に遭い土地を購入していた石狩へ転居した。

 

石狩と吉増剛造さんのご縁、わたしと石狩の縁の襲。

世界中を股にかけ神出鬼没の身軽さで謳っていらっしゃる吉増剛造さんと言う方にわたしはどんどん惹かれていった。

 

 

 

 

 

 

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