2021年11月20日発行『詩とは何か』のなかで、吉増剛造さんが来年夏ごろに刊行予定のエッセイの話しが出ていた。
また、来年には待ちに待った映画『眩暈vertigo』が公開になるだろうし、2月からはYouTube配信も再開される予定だ。
『詩とは何か』を手に取ってから1週間余り、読んで休んで時には表紙や厚みの醸し出す表情を見つめて、日々を過ごした。そこには吉増剛造さんの六十余年の詩の言葉と図形の変貌が詰め込まれていた。
まだまだ未完成、道の途中と語る詩人の来年に心を馳せる。
そして、運が良ければ劇場で自分の声を聴き、エンドロールに流れる名前を見ることが出来るだろう。