2020年4月に始まった吉増剛造さんのYouTube配信【葉書ciné】は、第53回(約1年)で終了の予定だった。しかし、嬉しい事に【Smoky Diary】として更に続けて頂ける事になった。
不安だらけの日常で、吉増剛造さんのいらっしゃる場所は確かな詩の印の旗が立ち続けているようで、拝見する度に背筋が伸ばされるおもいだった。
もうすぐ半年が経ち、毎週木曜日に送られて来る手紙は終わりを迎える。
家を持たない詩人とも言われていた吉増剛造さんである。今後のご活躍が楽しみな反面、とても寂しく思う。
何歳になっても、毎日が新しく発見の連続である事を見せてくださった事に深く感謝している。